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 神奈川県内の異臭騒ぎがとまらない。当初は三浦半島付近が中心だったが、次第に北上。横浜市で採取した大気からはガソリンなどに含まれる成分を検出した。だが、発生源は依然として不明で、「複数原因説」も浮上している。一体、何が起きているのか。

 「(発生源は)わかりません、と言うしかない」。横須賀市で14日に開かれた異臭騒ぎについての関係機関の会合。県や横須賀市、県警、消防、海上保安庁などから36人が出席して冒頭以外は非公開で進められたが、終了後に会見した県大気水質課の長谷川陽一課長は、そう認めざるを得なかった。

 発端は4カ月前にさかのぼる。

 三浦市や横須賀市で6月4日夜、異臭を訴える110番や119番通報が相次いだ。「ガス」「シンナー」「ゴムが焼けた」「ニンニク」など臭いの表現は様々だったが、通報件数は200件以上にのぼった。横須賀市消防局によると、40代女性が「気分が悪い」と訴え、病院に運ばれた。消防はガス漏れがないかをガス会社と調べたが、異常はなかった。

 発生源に疑われた一つが「船によるガスの放出」だ。横須賀海上保安部によると、液化天然ガスや化学物質を運ぶ船が内部のガスを大気中に放出することがある。作業時には届け出を励行し、「安全な海域」で実施することになっているが、異臭騒ぎがあった時には周辺に該当する船はなく、作業の届け出もなかったという。

 その後も、三浦半島周辺では月に1回ほど異臭騒ぎがおきた。

 「とにかくガス臭かった」。横…

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