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 新型コロナウイルス感染者が多発する郡山市は15日、厚労省のクラスター対策班による疫学分析結果を公表し、JR郡山駅前の飲食店では新たに2件のクラスター(感染者集団)が確認されたと発表した。調査対象の半数以上が「駅前」起因だったとし、9月末以降は家族や職場などに感染が広がっているとした。

 分析の対象は、9月1日~10月11日に確認された感染者と関連の88人。対策班は感染経路を「駅前」が32人、「家族」が19人、「知人」が5人、「職場」が9人、「県外」が6人、「不明」が17人と分析した。

 駅前の32人を詳しく調べた結果、感染場所となった飲食店は7店あり、このうち5人以上の感染者が発生したクラスターはすでに判明していたホストクラブに加え、2店あったと認定。2店は感染した客から同席者や従業員が感染したり、感染した従業員から客に散発的に感染したりしたという。駅前32人とそこからの感染者15人を加えた計47人(全体の53%)を駅前起因の感染とした。

 対策班の分析・提言を踏まえ、郡山市は駅前地区の飲食店のPCR検査を11月末まで続け、駅前地区にある保育施設や高齢者施設の職員にも無料PCR検査を拡大する。(見崎浩一)

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 県は15日、家庭内の4人を含む計8人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は332人になった。

 感染者は、白河市の同居家族で10~80代の男女4人と、ほかは郡山市の50代女性と60代男性、須賀川市の30代男性、会津若松市の30代女性。8人は軽症または症状がないという。10月以降の感染者79人のうち家庭内感染は27人という。

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