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 大分県臼杵市は国宝の臼杵石仏を紹介する「臼杵石仏カード」を作り、無料配布を始めた。干支(えと)の守り本尊(守護仏)カード6種類と、さまざまなご利益がある仏を紹介するカード8種類がある。市おもてなし観光課は「石仏を訪れ、カードに記載されている真言(仏の教え)を唱えてほしい」と話す。

 全部で61体ある臼杵石仏は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと推定されるが、製作者や造営の目的は分かっておらず、多くの謎がある。子年(ねどし)、丑年(うしどし)、寅年(とらどし)の守護仏が欠けているものの、残りの干支は6体で守る。まずそのカードが6枚。

 ほかの8枚は、人々の病を治し、苦しみを癒やすとされる「伝薬師如来」や、特殊な力を持つ目で、仏の世界や人々を外敵から守る「伝広目(こうもく)天」などの仏をカードにした。

 名刺サイズで石仏の写真や特徴などが記されている。解説文の監修は市文化・文化財課が中心となって担当した。石仏カードは石仏事務所横の休憩スペース内の状差しにある。問い合わせは市おもてなし観光課(0972・64・6080)へ。(佐藤幸徳)