[PR]

 台湾に逃れた香港の民主化デモの参加者を雇い、定住支援をしてきた台北市のレストラン「保護傘 イージス」に16日、男が押し入り、店内にバケツで鳥のフンなどの汚物をまいて逃げた。警察は17日、容疑者の男(25)を逮捕し、脅迫などの疑いで調べている。香港でも民主派支持を打ち出す店舗が、似た手口で襲われる事件が起きている。

 台湾メディアは、男が調べに容疑を認め、「事件前日に店で食事をして腹を壊したため、汚物をまいた」と供述していると伝えた。警察が背後関係の有無などを調べているという。

 同店は、香港の民主派弁護士が設立。台湾に逃れた香港の若者らに働く場を提供し、自立を助けてきた。

 台湾では今年4月、香港で中国共産党を批判する本を売っていた銅鑼湾書店の男性店長が移住後に赤いペンキをかけられる事件があった。昨年9月にも香港の女性歌手で民主化デモを支持している何韻詩(デニス・ホー)さんが、訪台時に赤いペンキをかけられる被害に遭っていた。(台北=石田耕一郎)