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 木彫りで野鳥を再現するバードカービング作家の畠野尚利さん(74)=霧島市隼人町=がこのほど、湧水町立轟(とどろき)小学校(吉國幸宏校長、児童数45人)に25種類41羽の野鳥の木彫りや巣箱などを寄贈した。鳥や自然に親しんでもらおうとの思いからという。

 畠野さんは約30年前からバードカービングに取り組んでおり、これまでに霧島市や姶良市の小学校にも寄贈している。今回は、知人に轟小の卒業生がいる縁から実現したという。

 贈ったのは、ほぼ実物大のヤマセミやカワセミ、アカショウビン、ウグイスなど。いずれも同小の周辺で観察できる種という。巣箱や竹トンボも一緒にプレゼントした。

 9日に寄贈式があり、児童代表の田中海音君(5年)が「細かい所まで彫ってあり、本物みたい。みんなで大切にしていきます」とお礼を述べた。この後、児童たちはずらりと並べられた野鳥の木彫りを、興味深そうに眺めていた。畠野さんは「鳥に関心を持ってもらうことで、子どもたちの情操教育にもつながれば」と話している。(伊佐通信員・周防原孝司)