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 自民党の岸田文雄前政調会長は18日、広島市の原爆資料館を視察した後、記者団に「核兵器のない世界をめざす。政治家としてのライフワークだ」と語った。その上で「市民レベル、議員レベル、様々な外交ツールを使うことは考えなければいけない」と述べ、核廃絶に向け、議員外交に力を入れる考えを示した。

 広島選出の岸田氏は15日に出版した自著で核兵器廃絶への思いを記している。また、外相時代には、米国のオバマ前大統領の広島訪問に尽力した。

 岸田氏は「核兵器国を同じテーブルにつかせ、核兵器禁止条約をはじめとする様々な行動につなげる道筋をつくらなければいけない」と強調。具体的には、核保有国と非保有国の橋渡しをめざして、国内外の有識者を集めて設立した「賢人会議」を「政治レベルまで引き上げられるような努力をする」などと話した。(笹井継夫