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 理論上は絶対に破れないとされ、「究極の暗号」と期待される量子暗号を使った通信の事業化に東芝が乗り出す。2021年1月に実証的に国内で始め、4月に本格化させて欧米やアジア向けにも広げる。開発をめぐる国際競争は熱を帯びており、政府や国内の通信事業者などとの連携も見据え市場の開拓を急ぐ。

 21年1月に国の研究機関に納入し、複数拠点間のデータ送受信で実証的に使われる予定だという。今は専用のケーブルが必要だが、25年までに既存の通信回線を使ったサービスも開始するとしている。日本のほか、欧米やアジアの金融機関、医療機関などからの受注を期待する。

 暗号技術は政府や企業が持つ機密データを扱ったり、個人でも電子メールやオンライン通販で安全にやり取りしたりする上で欠かせず、現代の社会インフラのひとつになっている。ただ10~20年後に実現すると言われる高性能の「量子コンピューター」では現在の技術水準の暗号を簡単に突破できるとされ、データなどを守る「盾」として量子暗号に注目が集まる。

 量子暗号通信では暗号を解く鍵…

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