福岡大大濠8季ぶり2回目の優勝 九州高校野球福岡大会
川辺真改
第147回九州地区高校野球福岡大会は18日、久留米市野球場で決勝があった。福岡大大濠が4―3で九州国際大付を下し、8季ぶり2度目の優勝を果たした。両校は31日から長崎県で開催される九州大会に出場する。
福岡大大濠は初回、2死二塁から4番川上陸斗君(2年)の飛球が風に流され内野安打となり先制。三回にはヒットエンドランで一、三塁の好機を演出し、重盗で加点するなど着実に点差を広げた。
先発馬場拓海君(1年)は10安打を浴びながらも粘り強い投球で要所を抑え、3失点完投した。
九州国際大付は八回に4長短打で2点を挙げ、1点差まで迫ったが、及ばなかった。
福岡大大濠の八木啓伸監督は九州大会に向けて、「一戦一戦集中して粘り強く戦いたい」と話した。
3位決定戦は西日本短大付が4―2で北筑を下した。(川辺真改)