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 宇宙に大量にあると予想されながら、数十年以上見つからない物質がある。その名は「暗黒物質」。正体は不明だが、私たちの太陽系や銀河を形づくった「育ての親」とされる。世界中の研究者があの手この手で探索している。

 今年6月、イタリアで暗黒物質の観測をめざしていた国際チーム「XENON(ゼノン)」が、驚きの結果を発表した。約2年間の実験データの分析から、想定外の53個の信号を見つけたのだ。暗黒物質の可能性は低いものの、未知の素粒子の兆候を捉えた可能性があるという。

拡大する写真・図版キセノンで満たされる前の暗黒物質の検出器=国際研究チーム「ゼノン」提供

 まもなく、改良された装置で実験が再開する。参加する東京大宇宙線研究所の森山茂栄教授は「今度こそ暗黒物質の兆候を捕まえたい。まだ見ぬ新しい宇宙の仕組みにたどり着けるかもしれない」と期待する。

■宇宙は正体不明の物質で満ちて…

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