栗田優美
食材を無駄にしないように気をつけていても、つい食べそびれて捨ててしまうことはありませんか。10月は「食品ロス削減月間」。家庭でできる保存時のヒントを専門家に聞きました。
ハウス食品グループ本社が今年6~7月、ある調査をした。こちらが結果の順位だが、何の調査かわかるだろうか。
①キュウリ②レタス③キャベツ④パン⑤モヤシ⑥豆腐⑦納豆⑧タマネギ⑨牛乳⑩長ネギ⑪魚介類⑫大根⑬ニンジン⑭バナナ⑮ジャガイモ⑯漬物⑰菓子・スナック菓子⑱トマト⑲ご飯⑳きのこ
答えは「最近捨ててしまった食品・食材」。全国の6990人に尋ねたところ、野菜を筆頭に、冷蔵庫の中などで古くなってしまいがちな食材が上位を占めた。
本来食べられるのに家庭で捨てられている食品は、環境省などの推計で年間284万トン。1世帯あたり50キロ近くに上る。内訳は「食べ残し」「(賞味期限切れなどで)未開封のまま」「野菜の皮をむきすぎるなど食べられる部分の廃棄」が、ほぼ3分の1ずつを占める。
京都市の試算では、食品ロスで無駄にしている金額は、1世帯あたり年間6万1千円とはじき出された。
どうすれば廃棄を減らせるだろ…
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