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 巨人は19日、日米通算170勝を挙げた岩隈久志投手(39)が今季限りで現役を引退すると発表した。大リーグでは日本勢2人目の無安打無得点試合を達成。昨季、巨人で日本球界に復帰したが、右肩のけがからの復活はかなわなかった。引退会見は23日の予定。

 東京・堀越高から1999年秋のドラフト5位で近鉄へ。2004年に2年連続で15勝を挙げ、最多勝となった。オフに近鉄がオリックスと合併したため、新規参入の楽天へ。08年には21勝し2度目の最多勝と最高勝率、初の最優秀防御率に輝き、最優秀選手賞(MVP)と沢村賞を受賞した。日本代表では04年アテネ五輪で銅メダル。09年第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で決勝の韓国戦に先発し、大会連覇に貢献した。

 12年、海外フリーエージェント権を使い大リーグのマリナーズへ移籍。15年8月のオリオールズ戦で日本勢では野茂英雄以来の無安打無得点試合を記録した。17年9月に右肩を手術。大リーグに復帰できず、巨人でもここまで1軍登板はなかった。

 日本通算226試合で107勝69敗、防御率3・25。大リーグ通算は150試合で63勝39敗2セーブ、防御率3・42。

 「この21勝がどれほどすごいか。だって、岩隈久志は楽天相手に投げられないんだぜ」。そんな冗談を記者同士で話したことがある。

 2013年の田中将大の24勝無敗でかすんだ感があるが、岩隈は08年に21勝4敗、防御率1・87で沢村賞、MVPなどタイトルを総なめした。チームは5位。守備陣も弱く、強力打線の西武やソフトバンクを相手に回しての快挙だった。野村克也監督も「この時代に20勝は大変なこと。一人で17個も貯金してなんで最下位(最後は5位浮上)だ」と、ぼやき交じりに称賛していた。

 故障や逆境との闘いだった。近…

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