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 初外遊でベトナム訪問中の菅義偉首相は19日、ハノイで東南アジア諸国連合(ASEAN)に向けた演説を行い、地域の平和と繁栄に日本が貢献していく考えを示した。海洋進出など影響力を強める中国を念頭に、南シナ海の緊張を高める行為に反対する立場を改めて示し、ASEANとの連携強化を強調した。

 演説は日越大学でベトナム人学生らを前に日本語で約30分間行った。首相は、ASEANと日本は法の支配や自由などの基本的な原則を共有していると指摘。開放性や透明性などを盛り込み、ASEANが2019年に出したインド太平洋に関する展望は、日本の外交方針「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想と本質的な共通点があるとして支持した。

 一方で、名指しは避けたものの、中国を念頭に「法の支配や開放性とは逆行する動き」が南シナ海であるとして、地域の緊張が高まることに懸念を示した。「力や威圧によらず、国際法に基づく紛争の平和的な解決」を求める日本の立場を説明し、海洋での法の支配の確立のため、日本がASEANの各国と協力するとした。

 演説に先立ち、菅首相はベトナ…

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