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 好天に恵まれた18日、北アルプスで今季の初冠雪が確認された。穂高連峰の稜線(りょうせん)にある山小屋「西穂山荘」(2367メートル)周辺で約15センチの積雪に。西穂高岳(2909メートル)などの高峰は雪化粧をまとっていた。

 穂高連峰一帯では17日に初雪が降った。今年はまとまった雪が降ったため、稜線の上部は解けずに残る「根雪」になりそうだ。

 10月は秋山シーズンで、ほとんどの登山者がピッケルやアイゼンなどの冬山装備を準備していなかった。西穂高岳や西穂独標(2701メートル)などを目指した登山者の多くは、手前の丸山(2452メートル)周辺で引き返していた。

 西穂山荘は、穂高連峰の登山基地として知られ、北アルプス南部の山小屋では唯一、通年営業している。岐阜県側の「新穂高ロープウェイ」を利用すれば短時間で山荘にたどり着けるため、軽装の登山者も見受けられる。

 気象予報士でもある同山荘の粟沢徹支配人は「降ったばかりの雪は量も少なく、不安定で歩きにくい。冬山装備でも油断せず安全登山を心掛けてほしい」と呼びかけている。(近藤幸夫)

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