[PR]

 「旅するチョウ」として知られるアサギマダラが本州最西端の地、山口県下関市吉母(よしも)の毘沙(びしゃ)ノ鼻にある公園駐車場に飛来し、話題になっている。19日には地元の市立吉母小学校の全校児童8人が体験学習で訪れ、愛好家に教わりながら羽にマーキングをした。

 アサギマダラの休憩ポイントにしようと、吉見地区まちづくり協議会吉母部会が4月、地域ぐるみでフジバカマの苗を100本ほど植えた。水や肥料を与えて育てたところ、今月に入って続々と飛来し、18日には100匹近くが飛び交った。

 「アサギマダラの会」会員で、10年間の調査活動歴がある福村拓己さん(72)=山陽小野田市=がマーキングの仕方を教えた。児童たちは、羽に「よしも」「10・19」などとペンで書き込み、一斉に放った。5年生の小田夏輝君(11)は「羽がさらさらして、おとなしかった。台湾まで飛んでいってほしい」。福村さんによると、飛び交う姿は今月いっぱい楽しめる見込みという。(貞松慎二郎

関連ニュース