官邸の怪人、「民」と出会った衝撃 復興の現場で

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編集委員・秋山訓子
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アナザーノート 秋山訓子編集委員

 発足したての菅政権についての多くのニュースが新聞を埋めていた9月19日、紙面の片隅にひっそりと小さな記事が載った。 

 福島復興再生総局事務局長の岡本全勝氏(65)が退任――。2011年以来9年半、東日本大震災の復興に取り組んできた末のことだった。

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アナザーノートは、紙面やデジタルでは公開していないオリジナル記事をメールで先行配信する新たなスタイルのニュースレターです。ライターは、政治や経済を専門とする編集委員たち。普段は表に出さない話やエピソードをお届けします。今回は10月11日第6号をWEB版でお届けします。レターは文末のリンクから無料登録できます。

 岡本氏は1978年に旧自治省に入省。地方財政や交付税の仕事に携わり、省庁再編総務省となってからも順調にキャリアを積み上げてきた。著書も多く、2002年からは自身のウェブサイトを作ってまめに更新。公務員の仕事の内容や、業務で自分の役割を楽しくかつうまく果たすこつなどを発信し続けた。

 一種の「名物官僚」として霞が関永田町かいわいでは知られていた岡本氏だったが、名が世間に広まったのは麻生太郎首相の時に、筆頭格の秘書官に起用されたからだ。通常、首相秘書官は財務、経産、外務、警察の各省庁から起用される。総務省から、しかも筆頭格でというのは異例だった。

ポッドキャストで、岡本全勝さんと秋山訓子編集委員のトークをお楽しみいただけます。

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 麻生氏が首相になる前に総務…

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