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 来春の将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)での渡辺明名人(36)=棋王、王将とあわせ三冠=への挑戦権を、トップ棋士10人で争う第79期将棋名人戦・A級順位戦の4回戦の対局(全5局)のうち、佐藤天彦(あまひこ)九段(32)―稲葉陽(あきら)八段(32)戦が10月19日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された。後手番の稲葉八段が178手で勝ち、今期A級での成績を2勝2敗とした。敗れた佐藤九段も2勝2敗となった。終局は、10月20日午前1時5分だった。

 両者は2017年4~6月、第75期名人戦七番勝負で対戦。8勝1敗で名人挑戦権を獲得した稲葉八段が開幕から2勝1敗とリードし、名人まであと2勝と迫った。しかし、当時名人の佐藤九段が第4~6局で3連勝し、通算4勝2敗で防衛を果たした。(佐藤圭司)