拡大する写真・図版子宮がない 家族の選択

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 生まれつき腟や子宮が欠損している「ロキタンスキー症候群」や、がんなどの病気で子宮を失った女性が、子を望むとき、どんな選択肢が考えられるのか。

 まず一つ目が「里親」や「養子縁組」だ。日本では生みの親のもとで育つことができない子どもたちが約4万5千人いる。その約8割が乳児院や児童養護施設などの施設で暮らす。こうした子どもたちを、親子関係はないが一時的に預かるのが「里親」、民法に基づき親子関係を成立させ、養親が親権者になるのが「養子縁組」だ。ただし、いずれも子どもとの間に血縁関係はない。

 二つ目が、夫婦の受精卵を代理母の子宮に移植するなどし妊娠・出産をしてもらう「代理出産」だ。子どもと血縁関係はあるが、「生みの親が母」という認識が広くある中で、家族関係が複雑になる可能性がある。また代理母が子の引き渡しを拒否したり、子どもに障害がある場合などに依頼夫婦が引き取りを拒んだりと海外でさまざまな報告があり、国内では日本産科婦人科学会の会告で認められていない。

 三つ目の選択肢として出てきたのが、「子宮移植」だ。海外で出産例が出てきており、国内でも慶応大学のチームが臨床研究を計画している。

 子宮移植ではまず、患者の女性…

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