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 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者(当時51)に対する嘱託殺人罪で医師2人が起訴された事件で、京都地検は20日、この2人がほかにも海外で「安楽死」を望む別の難病患者の診断書を偽造していたとして、有印公文書偽造罪で追起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴されたのは、宮城県名取市で呼吸器内科・メンタルクリニックを開いていた大久保愉一(よしかず)容疑者(42)=仙台市泉区=と、東京都内で勃起不全(ED)治療の専門院を開業していたとされる山本直樹容疑者(43)=東京都港区。

 起訴状などによると、2人は共謀し、昨年9月28日午後、福岡市の福岡空港で、九州に住む20代女性の病歴や病状などを記した国立大学病院名の英文の診断書2通を偽造したとされる。山本容疑者が署名欄に別人の医師の名前を書き入れていたという。

 捜査関係者らによると、女性は偽造された診断書をスイスの自殺幇助(ほうじょ)団体に提出したが、現地には渡航していなかった。大久保容疑者がSNSを通じて女性と知り合い、「山本」と名乗ってやり取りを重ねていたとみられる。ALS患者に対する嘱託殺人事件の捜査過程で容疑が浮かんだという。(高木智也、高嶋将之)

「安らかに見える死を形だけかなえただけ」

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)…

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