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 クルーズ船「飛鳥Ⅱ」が20日、神戸港に寄港し、乗客が新型コロナウイルスに感染したという想定の訓練があった。2月に横浜港に帰港した「ダイヤモンド・プリンセス」で集団感染が起きて以降、クルーズ船の運航は止まっていたが、11月から順次再開する。

 飛鳥Ⅱは訓練のため、政府関係者ら約100人を乗せて19日に横浜港を出港した。神戸港へのクルーズ船入港は約8カ月ぶり。20日の訓練では、乗組員や神戸市保健所の関係者らが、患者の隔離手順や、患者を病院に搬送する際の動線を確認した。

 クルーズ船をめぐっては、国土交通省が9月18日、船内の感染症対策のガイドラインを発表。各運航会社が対策を講じ、旅客を乗せたクルーズを再開する。日本在住者が対象で、国内クルーズのみ。11月2日に飛鳥Ⅱが横浜港を、にっぽん丸が神戸港をそれぞれ出港する予定だ。(遠藤美波)