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 東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年、日本工業大学の学生が出展したジャングルジム形の木製作品が燃え、男児(当時5)が死亡するなどした火災で、業務上過失致死傷容疑で書類送検された同大教員の男性を不起訴にした東京地検の処分について、東京第五検察審査会は「不起訴不当」と議決した。議決は1日付で、「学生を指導、監督する者としての注意義務を尽くしたとは言えず、不起訴は納得できない」と指摘した。

 火災は、作品内で点灯させていた投光器の白熱電球の熱が飾りの木くずに伝わって起きた。中で遊んでいた幼稚園児が焼死し、父親もやけどの重傷を負った。

 東京地検は19年8月、学生2人を重過失致死傷罪で在宅起訴する一方、教員とイベント主催会社の3人の計4人は不起訴とした。検察審査会はイベント会社の3人の処分については「不起訴相当」と議決した。