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 国土地理院の測量用航空機「くにかぜ」の歴史を振り返る企画展「空からの測量60年の歴史―くにかぜが見た日本―」が、つくば市北郷の同院「地図と測量の科学館」で開かれている。

 くにかぜは地図作製の基礎となる空中写真撮影などのため、1960(昭和35)年に初代機が導入された。現在は2010年に就航した3号機の「くにかぜⅢ」が通常の航空測量のほか、地震や水害など災害現場の緊急撮影もしている。

 会場では空中撮影の歴史や、最近のドローンによる地形図づくりなどを約40点のパネルで解説。くにかぜなどで使われた航空カメラ5台の実物も見られる。

 展示を担当した国土地理院広報広聴室の中島最郎(さいろう)さん(60)は、初代機から3号機まで搭乗して撮影に携わった。「どのようにして日本の精密な地図が作られてきたか、その仕組みと歴史に触れてみてください」と話す。

 12月20日まで。入場無料。午前9時半~午後4時。月曜(祝日のときは翌日)と10月24、25日は休み。問い合わせは地図と測量の科学館(029・864・1872)へ。