秋篠宮妃紀子さまは20日夜、国際結核肺疾患予防連合(本部・パリ)主催の「第51回肺の健康世界会議」開会式にビデオメッセージによるあいさつを寄せた。紀子さまは結核予防会の総裁を務めており、24日まで開かれる会議もオンラインで視聴する予定。宮内庁によると、紀子さまが行事などにビデオメッセージを寄せるのは新型コロナウイルスの感染拡大以降初めてという。

 同連合は世界の結核予防関連団体が加盟する国際組織。創立100周年にあたる今年はスペインで世界会議が予定され、紀子さまも出席の方向で準備を進めていた。コロナの世界的流行でオンライン開催となり、ビデオメッセージを寄せた。

 紀子さまはクリントン元米大統領らに先立ち、英語で「結核対策に豊富な経験を持つ多くの専門家が世界のCOVID19(新型コロナウイルス感染症)対策に多大な貢献をしてこられていることを大変ありがたいことと思います」などと述べた。

 会議では「予防」をテーマに結核とコロナの関連など専門家による多種多様な講演が予定されており、各国の医師や研究者、医療従事者、市民団体など3千人以上が参加登録している。(斎藤智子)