拡大する写真・図版子宮がない 家族の選択

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生まれつき子宮と腟が欠損している女性たちがいる。約4500人に1人。がんなどで後天的に子宮を失った女性もいる。20~30代で国内に推計5万~6万人。子宮がない女性たちは、子を持つという選択とどう向きあってきたのだろうか。

 今年1月、東京都内の一軒家。居間には2人の赤ちゃん。女性(40)と夫(41)が手分けをして離乳食を与え、オムツを替えていた。「もう忙しすぎ! 子どもを授かることがゴールと思っていたけど、スタートなんですね」。女性は出産のときに子宮と子どもを失い、その後、代理出産で双子を授かった。

拡大する写真・図版代理出産で授かった双子をあやす女性(右)と夫=東京都

 結婚したのは31歳のとき。いずれは子どもができると思っていたのに、2年経っても妊娠しない。あるとき雑誌で、健康な男女が1年間、避妊をせず夫婦生活を営んでも妊娠しない場合、不妊と定義されることを知った。2人ですぐに不妊治療専門のクリニックに通い始めた。

 人工授精を6回したが失敗。体外受精へとすすんだ。37歳のとき、残り一つの受精卵となった6回目の移植でやっと妊娠した。

 37週目、妊娠中毒症(妊娠高…

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