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 沖縄県の石垣島に長期滞在し、住民投票などについて考えてきた北九州市立大学の学生が24日、新聞記者らを招きオンラインの講演会を開く。テーマは「『私』から語る世界のこと」。ハードルを乗り越えて自らの意見を発信する意義などを考える。

 企画したのは、同大大学院1年で人類学を専攻する緒方良子さん(22)。2018年から19年にかけて石垣島と与那国島に計8カ月間滞在した。島に古くから伝わる歌「古謡」をテーマにしたフィールドワークの一環で、住民の生活も深く知ろうと話を聞いた。

 石垣島では、自衛隊の配備計画を巡り意見が分かれ、18年に住民投票の実施に向けて有権者の3分の1を超す1万4千筆の署名が集まったが、市議会の判断で住民投票は行われなかった。署名活動する人たちに話を聞き、自衛隊基地のある与那国島の住民の声も聞いた。

 島に住み始めたころは社会問題や政治への関心は薄かったが、お世話になった80代の女性から「本当になんにも知らないんだね。それはいけん」と言われ、意識が変わったという。

 福岡に戻り、現地で見聞きしたことを学生に伝えたいと思っても、発信には高いハードルを感じていた。新型コロナウイルスの影響で対面授業や予定していた留学が延期になる中、福岡にいてもできることはないかと考えた。個人が自身の経験や考えをどう発信すればいいのか。自身の性被害についての著書があるジャーナリストの伊藤詩織さんに、そのハードルを越えるきっかけを聞けないかと講演会を企画。大学の同窓会の助成金も獲得した。

 島での経験から会社や団体など…

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