村井隼人
拡大するイベントを前に大門大通り商店街周辺を歩く宮木きみゑさん(左)と娘の野田啓子さん=2020年10月13日、津市大門
楽しみにしていたリレーマラソンが、新型コロナウイルスの影響で、今年は中止になった。参加するつもりでいた認知症のおばあさんは落ち込んだ。娘は「中止になった」と何度も説明する。そのたびにおばあさんは悲しい顔を見せる。そんなおばあさんに元気になってもらいたいと、高校生が協力し、代わりのイベントが24日に催される。
津市在住の宮木きみゑさん(86)は数年前に、「アルツハイマー型認知症」と診断された。足腰を使うことが好きで、認知症の啓発を目的としたリレーマラソン「RUN伴(ランとも)」に2016年から参加してきた。
このマラソンでは、認知症の人や医療従事者らの参加者が全国でたすきをつなぐ。コロナ禍で今年は中止が決定。それを聞いた宮木さんはひどく落ち込んだ。
拡大する高田高校の生徒から宮木きみゑさんに宛てた手紙=2020年10月13日、津市大門
だが、しばらくすると中止のこ…
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