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 図書館、美術館、博物館の文化複合施設「角川武蔵野ミュージアム」(埼玉県所沢市)の全面オープンに向けた準備が、大詰めを迎えている。その中の一つ、高さ約8メートルの巨大本棚が360度ぐるりと取り囲む「本棚劇場」では、計3万冊の書籍を本棚に収める配架作業の真っ最中。全面オープンは11月6日の予定だ。

 本棚劇場にはKADOKAWAの刊行物のほか、同社創業者の角川源義の個人蔵書、文芸評論家の山本健吉、歴史学者の竹内理三、沖縄学研究者の外間守善らから寄贈された蔵書がずらりと並ぶ。8メートルの本棚を背景に「本」をテーマにしたデジタル映像を投影する演出も予定している。

 高所作業車を使った配架作業は9月20日に始まった。安全確保や、図書と本棚のサイズを事前に把握する必要から準備に時間がかかり、終了はオープンぎりぎりになりそうだという。(日高敏景)