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 ANAホールディングス(HD)の2021年3月期の最終的なもうけを示す純損益が、通期で5千億円前後の赤字(前期は276億円の黒字)になりそうなことが21日、わかった。赤字幅は過去最大となる見通し。海外路線を中心に新型コロナウイルスの影響が長引くとの予想から大型飛行機の処分なども進める。

 27日に予定する9月中間決算の発表と同時に、未定としていた通期の業績予想を開示する。これまでの最大の赤字は、リーマン・ショックの影響を受けた10年3月期の573億円。これを大きく上回る。

 今年4~8月の旅客数は、国際線が前年同期比96・3%減と大きく落ち込んだ。各国の出入国規制には緩和の動きも出ているが、観光客まで含めて全面的に出入国が自由になる時期は見通せない。国内線は6月以降は回復基調に転じているものの、今も例年通りの需要には遠い状況だ。

 27日には、固定費の削減を含めた構造改革も発表する。人件費は基本給の引き下げや一時金(ボーナス)の削減で、年収で平均3割減となる案を労働組合に提示。希望退職も募っている。また、機体は飛ばなくても整備費や減価償却費、リース費用などがかさむため、6月末で300機あった保有機のうち、大型機を中心に30機ほど削減することを検討している。

 通期の業績では旅客減少による…

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