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 15日に閉幕した岐阜市の長良川鵜飼(うかい)で約5カ月にわたって活躍した鵜の検診が21日、市内の6人の鵜匠(うしょう)宅などであった。獣医師らが、次々と体重を測ったり、伝染病の予防接種をしたりした。鵜匠代表の杉山雅彦さん(60)宅では21羽が診断を受けた。杉山さんは、注射を嫌がって暴れる鵜の首をなでるなどしてなだめていた。

 この日は、市内のすべての鵜106羽が検診を受けた。新型コロナウイルスの影響により、今シーズンの漁は11日遅れの5月22日に開幕。7月の集中豪雨などで中止も相次ぎ、観覧船の乗客は前年に比べて8割以上少ない約1万5千人にとどまった。

 杉山さんは「鵜の顔色をうかがいながら、体調を整えるのが大変だった。頑張っている鵜から我々が勇気をもらい、最後まで漁を全うできたことは幸せ」と話した。

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