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 新潟県柏崎市北半田1丁目のアパートで19日に見つかった遺体の一部をめぐり、県警は21日、死体遺棄・損壊事件として123人態勢の捜査本部を設置した。被害者の身元の特定を急ぎつつ、本格的な捜査に乗り出す。

 「何者かに遺棄されたものと判明した」。21日夜に柏崎署で開いた記者会見で、県警の岡本義美刑事部長はそう話した。

 発表によると、19日午前11時15分ごろ、アパート管理関係者から「肉の塊のようなものがある」と柏崎署に通報があった。駆けつけた警察官が確認したところ、2階建てアパートの1階の一室で、台所に面した半畳ほどの広さの押し入れの上段に置かれた衣装ケースから遺体の一部が見つかった。

 発見された遺体は、いずれも身長160センチほどの40~60代の男性のもので、首から下腹部までの胴体部分と右足のひざから下の部分が袋にくるまれていた。死後半年以上が経っており、腐敗していた。21日になって、さらに複数の別の部位が見つかったという。

 アパート管理関係者は、この部屋に2年半前から住む男性(48)と連絡がとれないため、所在を確認しようと部屋に入った。鍵はかかっていたという。県警は、男性の所在や同居人の有無について「捜査中」としている。

 アパートの大家によると、この男性からの家賃が3月から滞っているといい、管理会社に確認を依頼したという。遺体が発見されたと聞き、「本当にびっくりした」と話した。