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 海外を拠点としたアダルト動画販売サイト「AV(エーブイ) Market(マーケット)」の運営者らが摘発された事件で、わいせつ電磁的記録等送信頒布罪に問われたアルバイト本間誠二被告(45)=北海道岩見沢市=の判決公判が22日、名古屋地裁であった。板津正道裁判官は懲役1年執行猶予3年、罰金100万円(求刑懲役1年、罰金100万円)を言い渡した。

 同サイトをめぐっては、愛知県警が出品者や広告会社役員を検挙し、購入者も捜査している。一連の事件で判決が出るのは初めて。

 判決によると、本間被告は昨年6月21日、他の運営者らと共謀し、女性のわいせつな画像データを同サイト上で販売した。板津裁判官は「海外に拠点を置くなど巧妙かつ組織的な犯行」と指摘。一方で「起訴された共犯者の中で最も地位は低く、分け前も少ない」として執行猶予とした。

 本間被告ら男3人は6月、同サイトを運営したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕された。3人は同罪で不起訴となり、わいせつ電磁的記録等送信頒布罪で起訴された。他の運営者2人の判決は11月10日の予定。(高絢実)