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 沖縄県は23日、県議会の会派「沖縄・自民党」に所属する県議10人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同会派の県議18人は、18~21日に県内の離島を視察し、飲食を伴う会合を開いていた。自民党県連の幹部も感染し、今後の政治日程にも影響が出始めている。

 県は、視察を通じて会派内でクラスター(感染者集団)が発生したと認定。県議会事務局によると、自民党県連の中川京貴会長や末松文信総務会長ら幹部も含まれている。

 自民会派などの県議は11月初旬に上京し、米軍那覇軍港(那覇市)の早期移設を求める決議文を菅義偉首相ら宛てに提出する予定だった。議会関係者によると、自民会派内での大量感染を受け、延期を決めたという。

 事務局によると、自民会派の視察には、所属県議19人のうち18人が参加。今月18~21日、離島の与那国町や石垣市、宮古島市を訪れ、自衛隊基地などを視察。日程表では18~20日に「夕食(懇談会)」と書かれており、事務局によると、居酒屋を貸し切りにした懇親会が開かれたという。

 視察した県議のうち、1人は離島の宮古病院(宮古島市)でPCR検査を受けたため、26日に結果が出る見通し。(藤原慎一)