聞き手・神田大介
超大国アメリカが、新型コロナウイルスに苦しんでいます。感染者850万人超、死者22万人超はともに世界最悪。今でも1日に700人程度が亡くなっています。
しかし、アメリカと言えば医療のレベルも世界最高の水準だったはず。いったい何が起きているのでしょうか。そして、大統領選への影響は。アメリカ総局員の香取啓介記者が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は次の通りです。
・「世界最強」CDCは何をしている
・技術は一流、制度は三流?
・「隣のビーチは、やってるじゃないか」
・トランプ氏は「落第」した
◇
Q:コロナの被害で、アメリカならではの特徴はありますか。
A:感染の中心が移り変わっていることです。4月半ばの最初のピークは、ニューヨークやデトロイトなど大都市が中心で、1日に2500人以上が亡くなっていましたが、厳しい外出制限などもあり、いったんは落ち着きました。
ところが、6月ごろからテキサス州やフロリダ州、アリゾナ州など南部で感染が拡大しました。レストランやバーの営業再開を急いだという共通点があります。
そして今は、ノースダコタ州やサウスダコタ州、ウィスコンシン州など、中西部に移りました。入院患者数も増え、死者数が増える懸念もあります。
Q:ニューヨークは今、どうなっていますか。
A:単発的な集団感染(クラスタ…
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朝日新聞国際報道部