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 プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議は26日に開かれる。

 大学生は2016年ドラフト会議で1位4人、2位2人の高校生投手が指名された世代。また多くの投手が上位候補になっている。

 その筆頭が最速155キロ左腕の早川隆久(早大)。千葉・木更津総合高で春夏とも甲子園8強になり、高校日本代表にも選ばれた。今年に入って球威が増し、制球力の精度も上がった。腕の出どころが打者から見えにくいフォームも魅力的。ロッテが1位指名を公言するなど、複数球団の入札が確実視される。

 東京六大学リーグでしのぎを削る木沢尚文(慶大)は最速155キロ右腕。打者の手元で動く球種でも空振りがとれ、抑え役もできそうだ。栃木・作新学院高時代は中軸打者として早川から本塁打も放った入江大生(たいせい)(明大)は、身長187センチの大型右腕として評価を上げている。鈴木昭汰(法大)は先発、中継ぎと使い勝手が良さそうな左腕だ。

 平内(へいない)龍太(亜大)は春先に右ひじを手術して不安を解消。156キロをマークするなどパワーアップした。奈良・智弁学園高で選抜大会優勝投手になった村上頌樹(しょうき)(東洋大)は投球術に長けた右腕だ。森博人(日体大)は球威、変化球、制球力とも高レベルにある。

 日本ハムが1位指名を公表した伊藤大海(ひろみ)(苫小牧駒大)は大学日本代表で抑え役を務めた155キロ右腕。6種類の変化球も鋭い。

 打者では通算14本塁打の関西学生リーグ新記録を樹立した佐藤輝明(近大)の評価が圧倒的。187センチ、94キロ。左打席で豪快にバットを振り抜くスタイルは、柳田(ソ)や糸井(神)を連想させる。三塁だけでなく、外野も守れる。1位明言のオリックス以外にも入札がありそうだ。

 大学日本代表の4番を打った牧秀悟(中大)は強打の二塁手。五十幡亮汰(中大)は中学時代に陸上大会でサニブラウンに走り勝った俊足の外野手。

 社会人では栗林良吏(りょうじ)(トヨタ自動車)が即戦力右腕として1位指名が有力。森井絃斗(セガサミー)は直球の切れで勝負する抑え役候補だ。34歳で指名対象になった元大リーガーの田沢純一(独立リーグ埼玉)が、上位で指名されるかどうかにも注目したい。(編集委員・安藤嘉浩

大学・社会人の主な上位候補

 名前 出身校・所属 位置 投打 

伊藤 大海 駒大苫小牧(北海道)―苫小牧駒大 投 右左

早川 隆久 木更津総合(千葉)―早大 投 左左

木沢 尚文 慶応(神奈川)―慶大 投 右右

入江 大生 作新学院(栃木)―明大 投 右右

鈴木 昭汰 常総学院(茨城)―法大 投 左左

平内 龍太 神戸国際大付(兵庫)―亜大 投 右右

森  博人 豊川(愛知)―日体大 投 右右

牧  秀悟 松本第一(長野)―中大 内 右左

佐藤 輝明 仁川学院(兵庫)―近大 内 右右

栗林 良吏 愛知黎明―名城大―トヨタ自動車 投 右右

森井 絃斗 板野(徳島)―セガサミー 投 右右