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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は大学祭も様変わりしている。オンライン開催を予定している大学もあれば、中止の大学も。オンライン開催の大学祭関係者は、入学式の開催が見送られて春に新歓活動ができなかった分、新入生にサークル活動などを知ってもらう場にもしたいという。

 関西学院大学は今月24、25日と11月7、8日、毎秋に開催している大学祭「新月祭」をオンラインで開催する。例年延べ5万人以上が来場し、100以上の模擬店などが並ぶ関西最大規模の大学祭だが、感染防止の観点から来場型ではなくオンラインで実施する。

 人気俳優のトークショー、お笑いタレントによる漫才劇場やロックバンドのライブなどを予定。関学生が歌やダンス、手品などを披露するコンテストも。実行委員長の松田将成さん(20)は「初のオンライン大学祭。関西最大規模を実現できたと誇りに思える大学祭にしたい」と話す。

 関学大では今春の入学式を中止。9月下旬の秋学期からは語学やゼミなど少人数授業を中心に対面授業の一部を再開し、キャンパスの立ち入り禁止も解除した。松田さんは「まだサークルが選べていない学生も多く、大学祭がサークルや団体を知ってもらう機会になれば」と期待する。

 大手前大学と大手前短期大学もオンラインで大学祭「大手前祭」を11月7日に開催。いたみ稲野キャンパスから中継で配信し、各部活動の発表のほかスピーチ大会などを予定している。神戸大学の「六甲祭」はミスターコンテストとミスコンをオンライン配信。兵庫県立大学は、神戸商科キャンパスの大学祭「商大祭」をオンラインで開催する。

 甲南大学は10月30日から11月1日に予定していた「摂津祭」を中止。代わりに期間中に部活動の成果発表や新歓活動の場を設ける。神戸女学院大学や神戸学院大学、武庫川女子大学では大学祭の中止が決まっている。(石田貴子)

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