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 第100回全国高校ラグビー大会の滋賀県予選が、25日に始まる。出場校の一つで県内有数の進学校の膳所には、野球部を引退し、ラグビー部に転身した異色の3年生がいる。

 ウィングの近藤慶佳(けいし)君。野球部では、一塁手として活躍。最後の夏は、コロナ禍のために県内だけの独自大会となった。初戦敗退だったが、4番打者として得点につながる安打も放った。

 きっかけは、大阪・花園ラグビー場で開かれる全国大会の出場経験もあるラグビー部の窮地だった。休校措置が終わった直後の6月、3年生の部員9人全員が、勉強に専念するため退部を申し出た。コロナ禍で大会開催も不透明な中、やむを得ない判断だった。

 2年生部員は10人だけ。何とか予選に出場するため、森祥太郎監督(29)が、校舎ですれ違った近藤君に声をかけた。高1のとき、国語の授業を担当し、体格の良さと朗らかな人柄を買っていた。

 その頃、退部した3年生も「後輩に対しての責任は果たそう」と新入部員の勧誘を手伝っていた。1年生5人が入って計15人となり、出場ぎりぎりの人数を確保した。

 すると手伝っているうち、ラグビーに対して諦めきれない思いが湧いてきた。

 主将の梶原響(ひびき)君は「…

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