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 三重県伊賀市中心部の古民家などが分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」に生まれ変わり、11月1日にオープンする。構成する3棟のうち、先行して開業する「栄楽館」(上野相生町)と「広部邸」(上野農人町)が、23日に報道陣や関係者に公開された。

 空き家を宿泊施設などに改修する市の「古民家等再生活用事業」の関連で、市などが出資する株式会社NOTE伊賀上野が改修を担当。運営はノウハウを持つバリューマネジメント(大阪市)が担う。「福森邸」(上野幸坂町)と共に3棟一緒にオープンする予定だったが、コロナ禍などの影響で福森邸は整備が遅れ、来年開業する予定。

 分散型ホテルはウィズコロナで注目される形態だ。伊賀の伝統工芸・伊賀くみひものように、伊賀と旅人を結ぶといい、3棟の名称はくみひもの組み方の種類などから付けた。

 フロント機能がある栄楽館は「KANMURI」(客室3室、レストラン)、広部邸は「KOURAI」(客室3室、テナントショップのくみひも店)、福森邸は「MITAKE」。先行スタートの2棟の内装は調度品にもこだわり、蔵を改修した客室も設けるなど情趣豊かな雰囲気を醸す。

 この日はオープニングレセプションがあり、上野西部地区住民自治協議会長の松生龍治さんは「中心市街地活性化の一端になると期待していた。地元も、おもてなしの心で見どころや散策ルートの案内に努力したい」と祝福した。問い合わせはVMG総合窓口(0120・210・289)(藤井匠)

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