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 秋田県能代市元町のJR能代駅前に、プラネタリウムとヨガを組み合わせたスタジオ「ほしのしろ」が誕生した。星空ガイドでもある同市地域おこし協力隊の八巻枝美(えみ)さん(37)が、空き店舗を活用する健康ビジネスとして起業した。24、25日に内覧会を開く。

 スタジオは、木造2階建ての古い建物を改築。開業には、クラウドファンディングによる約160人からの寄付金も含め約750万円の費用がかかった。

 床材には秋田杉を使用。100万個の星を天井や壁に投影できる機器を導入し、「星空」を眺めながら、リラックスして体をほぐせるのが売りだ。

 22日にあったヨガの実演には、講師3人も参加した。市内の別のスタジオでも教える女性は「満天の星に包み込まれるような没入感は特別。心と体をしっかり癒やせる時間を提供したい」。

 八巻さんは岐阜県大垣市出身。長野県阿智村で5年間、星空観察ツアーのガイドを務めた経験をもつ。

 2年半前、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケット実験場があることから、「宇宙のまち」を標榜(ひょうぼう)する能代市に移住。協力隊員として「星のおねえさん」を名乗り、様々なイベントを手がけてきた。

 その間に培った人脈を生かし、地元の設計士や大工、家具職人らと、かつて「東洋一の木都」と言われるほど木材産業で活気づいた時代の町をイメージした内装のスタジオを企画。27日の開業にこぎ着けた。

 老若男女が楽しく体を動かし、元気になれる場所を目指したという八巻さん。「若い人が来たくなるよう、とことんオシャレに造りあげた。市外からもお客さんが集まり、商店街のにぎわいにつながるような存在になれたら」と話す。

 会員制で、入会登録費は2千円。2階でおこなうヨガは、チケット1枚(価格は10枚セット8千円など)で30分のサービスが受けられる。1階では、介護予防指導員による高齢者向けの健康体操講座(チケット1枚で60分)もある。

 24、25日の午前10時~午後5時には、スタジオ内を一般公開する。問い合わせは合同会社ほしあわせ(0185・74・8209)へ。(佐藤仁彦

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