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 液晶から日本酒へ――。電機大手、シャープの元幹部が三重県の老舗酒蔵に転職し、酒造りに挑戦している。畑違いに見えるが、どちらも製造過程の温度管理が品質のカギ。大手メーカーの経験をどう生かすかを模索しながら、杜氏(とうじ)の見習い修業を続けている。

 「アラフィフ」で酒蔵の門をたたいたのは、シャープで液晶パネル製造の責任者を務めた小倉(こくら)雅史(まさふみ)さん(51)。大学院で物質工学を学んだ後、1994年に入社。リーマン・ショック後、不振に陥った亀山工場(三重県亀山市)をテレビ向けの液晶からスマートフォンやタブレット向けの生産に切り替える作業などを担当してきた。

 転機は、三つの液晶工場を管轄する部門の副所長になった14年。経営難に陥ったシャープが大規模な早期退職を募集し、応募を働きかけるつらい役割を担わされた。一緒に仕事をした先輩らも会社を去り、翌年に「自分だけ仕事を続けられない」と退職した。

 コンサルタント会社を経て昨年…

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