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 栃木県が最下位となった「魅力度ランキング」をめぐり、東京都内の民間調査会社に乗り込んで抗議した福田富一知事。その行動に対し、県に124件の意見が寄せられたことが23日、わかった。「県民として恥ずかしい」など否定的な声が多かった。

 福田知事は21日、ランキングを発表した「ブランド総合研究所」の田中章雄社長に会うため、新幹線で上京し、調査や評価の仕方を一部見直すよう求めた。県庁にとんぼ返りした福田知事は「強く抗議してきた」と拳を握り、「底からはい上がる。倍返ししたい」とアピールしていた。

 県によると、「直談判」から一夜明けた22日、124件の意見が電話やメールで県に寄せられた。

 県が分析したところ、知事の行動に否定的な意見が5割強を占めた。「『倍返し』など子どものけんかに親が乗り込むのと同じで馬鹿げている」「知事の資質が問われる」「納得いかないからと出向いて抗議する。そこが魅力度が低い原因」「これまでのPRを反省しピンチをチャンスにすべきだ」など厳しい意見が相次いだ。

 一方、支持は2割に満たなかった。「言いたいことが言えない栃木県。行動に賛成です」「よくわからない調査のランキングを気にすることはない。頑張って」などの声があった。

 直談判の賛否のほか、「県のPRに協力したい」などの申し出もあったという。県は取り急ぎ約半数分を分析した。(池田拓哉)