渋井玄人
10月中旬、山口県岩国市の農地。地元の小学生たちが「岩国れんこん」の収穫作業に、はしゃいでいた。生産者の野原最(まさる)さん(67)が「折れないように後ろに引っこ抜いて」とコツを教え、子どもたちは素手で掘り起こしたレンコンを手に「でかい、でかい」という歓声を上げていた。
レンコンはハスの地下茎が肥大化し、長いものだと10メートルを超える。山口県のレンコン作付面積は222ヘクタールで全国5位(2014年調べ)。県内で採れるレンコンは、ほぼ岩国市産だ。岩国れんこんの収穫期は品種によるが、9月中旬から翌年の3月中旬まで。11、12月に旬を迎える。
レンコンは、輪切りにすると穴がいくつも開いているのが見えることから、「先が見える」「見通しが良い」と言われ、縁起の良い食べ物として、おせち料理の定番食材だ。
岩国れんこんの特徴は、煮ると…
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