大谷百合絵
昼下がりのJRホーム、乗客に続いて特急列車に乗り込んだのは、港からやってきた生シラス――。
23日、茨城県ひたちなか市のJR勝田駅。午後1時47分発の特急「ときわ」の業務用デッキに収まったのは、大洗町の大洗港で同日午前11時に水揚げされたばかりの生シラス4箱だ。「ときわ」は車内販売をしないため、カート置き場を活用した。JR東日本が取り組んでいる、新幹線や特急列車で各地の農水産物をその日中に首都圏の店に運ぶ試みの一環だ。
大洗漁協から駅までトラックで30分。特急で約1時間半かけ、終点の東京・品川駅に向かう。常磐線では初となる「鮮魚特急」を見送った勝田駅長の渡辺治幸さん(59)は「40年近く駅員をしてきたけれど、まさか魚を運ぶ日が来るとは。新しい挑戦が始まると思うとワクワクしますね」。
同社がこの試みを始めたのは2…
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