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 特殊詐欺の被害を防いだとして、港南署は、横浜市港南区の港南台駅前郵便局に感謝状を贈った。

 署によると10月6日午後4時ごろ、「ATMからの振り込みができない」という女性(74)の相談に、同局主任の高沢健太郎さん(34)が応対。高沢さんは、女性がスマートフォンの着信を気にしている様子から「詐欺ではないか」と感じ、目的を尋ねた。

 「動画サイトに登録され、今日中に35万円を払わないと裁判になる」などと女性は説明。高沢さんが署に通報し、署員が事情を聴いて詐欺だと判断したという。

 多い日で約2千人が訪れるという同局。高沢さんは「訪れたお客様ひとりひとりに目を配り、安心して郵便局を利用してもらえたら」。菅野重和署長は「特殊詐欺の受け子をどれだけ捕まえてもお金は戻ってこない。いかに被害を発生させないかが大事。地域と連携し抑止すべく、協力をお願いしていきたい」と話した。

 県警によると、1~9月末の特殊詐欺被害の認知件数は1370件で、被害額は約25億8800万円にのぼっている。(林知聡)