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 ヒマラヤの王国ブータンの歴史や文化などを紹介する「ブータンミュージアム」が福井市から福井県勝山市に移転し、25日に新装オープンした。新たな拠点から「幸せの国」の魅力を伝える活動に取り組む。

 ミュージアムは、ブータンを愛する市民らでつくるNPO法人「幸福の国」が運営し、2012年11月に福井市中心部に開館。「国民総幸福量(GNH)」を重視する国づくりで知られるブータンの魅力を発信してきた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今春から臨時休館し、勝山市に引っ越すことになった。

 勝山市鹿谷町保田にある2階建ての蔵を改装し、約500点の資料を展示。1階には仏画や色鮮やかな民族衣装、仮面や楽器などが並ぶ。2階では、伝統的な織物や日用品などを通して、人々の暮らしを紹介。子どもたちの生き生きとした様子や美しい風景の写真も数多く展示されている。売店も併設し、織物やブータンに関する書籍などを販売している。

 25日には、館のそばで記念イベントが開かれた。「幸福の国」の月原敏博理事長はあいさつで「ミュージアムを通じてブータンを知り、興味を持っていただければ幸いだ。勝山の地域振興にも貢献できればと思う」と話した。

 開館時間は午前11時~午後5時で月曜休み。入館無料。館の運営などに充てる寄付を募っている。問い合わせはブータンミュージアム(0779・64・5278)へ。(八百板一平)

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