成瀬ダムの工事現場を公開 重機の自動化も取り入れる

山谷勉
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 国土交通省東北地方整備局成瀬ダム工事事務所は14日、秋田県東成瀬村の成瀬川上流に建設中の成瀬ダムの工事現場を報道向けに公開した。6月からはCSG(岩石質の材料に水とセメントを練り混ぜたもの)を使ったダム本体の打設が始まり、一部重機の自動化で現在は24時間での作業が続いている。

 現場内の右岸展望台から現場を眺めると、本体ができる右岸部には、長さ約200メートル四方で、高さ約10メートルのCSG材料で固められた島のような部分が出来上がっていた。その上を55トンダンプが材料を運搬。自動運転化された重機がならした地面を、有人の重機が整地し、さらに無人の重機が固める作業をしていた。

 来年末か再来年には、23台の重機が無人で本体建設を担うという。完成すると同型式の台形CSGダムとしては全国一の規模。高さ114・5メートルで、東北では4番目に高いダムとなる。2024年度完成予定で、総事業費1530億円。昨年度末の進捗(しんちょく)率は49・6%となっている。(山谷勉)