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 山形県の吉村美栄子知事(69)は25日、来年1月の知事選に4期目をめざし無所属で立候補すると表明した。野党議員らが吉村氏を支援する一方、自民党県連の公募に応じた前自民県議の大内理加氏(57)がすでに名乗りを上げており、知事選では全国初となる女性対決の構図が固まった。新型コロナウイルス対策や最上川が氾濫(はんらん)した7月豪雨からの復興などに加え、女性の活躍を巡っても論戦が交わされそうだ。

 山形県は、生産年齢人口(15~64歳)の女性の有業率は全国で3番目、夫婦共働き世帯の割合は2番目に高い。一方、女性の市町村長はいない。女性議員がゼロの市町村議会は2割で、全国平均より高く、女性の政治参画が進んでいないなど課題も少なくない。

 吉村氏は9月の県議会で、県内企業で女性管理職の割合が増え、県の審議会で女性委員が過半数を占めたと実績を強調。6分半で「女性」に21回言及して「女性の声や意見を積極的に施策に反映し、女性の活躍機会の拡大に努めた」と胸を張った。

 一方、大内氏は、山形県は若い女性の県外流出率が全国一高い、女性の賃金が低いなどとして、「選ばれる地方になっていない」と吉村県政を批判。「県民、日本、世界から選ばれる山形県をめざすのがコロナ後のめざすべき姿だ」と訴える。

 2人はいずれも県立山形西高校(山形市)の卒業生。同校は前身が女学校で、現在も男子生徒が一人もいない実質女子校だ。国内の女性知事は2000年に大阪府知事に就いた太田房江氏以来、これまでに7人。現職は吉村氏と小池百合子・東京都知事のみ。選挙戦になり、女性が当選した過去の知事選は全て次点候補が男性だった。

 吉村氏は25日の記者会見で「…

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