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 兵庫県姫路市は25日、市立動物園(姫路市本町)で飼育していたアジアゾウ「姫子」(メス、43歳)が24日に死んだ、と発表した。人間でいえば60歳くらい。死因は多臓器不全による衰弱死という。

 姫子は同園のシンボル的存在。1977年にタイで生まれ、94年10月にアジアゾウ「姫子」の2代目として来園した。冬至にカボチャを贈られるイベントなどが恒例になっていた。

 園によると、いったん症状が治まった足の病気が今年6月ごろに再発。10月中旬ごろまでは運動場にも出られたが、次第に後ろあしが上がりにくくなり、食欲も低下したという。園では全国の動物園などに協力を求めながら治療を進めたが、24日に病状が急変した。

 飼育担当係長の河野光彦さん(54)は「一緒に頑張って働いてきたパートナー。今は実感はない。調子が悪くなって全国からお見舞いを頂いて、本当に姫子はすごいと実感した」と話した。(鈴木芳美)

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