榊原織和
「湖が舞台、夕日がショー」。こんなイメージを持って始めた企画だった。松江市の宍道湖の東岸で、夕日の見える日にだけ開店する「宍道湖サンセットパーク&カフェ」。夕暮れを待つ人たちに、1杯のコーヒーが飲めるカフェの演出があるだけで、その日の演目はもっとすてきな思い出になる。
市内の運営会社に、イベントの企画運営を専門とする個人事業主として提案し、運営にも携わっている。宍道湖に毎日通い、アンケートやカフェ出店を試したうえで、今年7月にオープン。コーヒーを買って湖畔に座ってくれる人が増え、手応えを感じている。
奥出雲町生まれ。大学卒業後、23歳まで暮らした島根を飛び出して向かった先はアメリカだった。フロリダのディズニーリゾートで働いた。「頭の中の想像力でより素敵に見せる演出を学んだ」。演出で空間を作り出す考え方が夕日カフェにつながった。
1年半ほどアメリカで働き、島…
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朝日新聞社会部