菅義偉首相は26日、この日に召集される臨時国会で、就任して初の所信表明演説に臨む。首相はこれに先立ち、同日朝、首相官邸で記者団の取材に応じ、「国民のために働く内閣として取り組んでいくべき政策の大きな方向性や、政権運営に対する私の決意を申し上げたい」と述べた。
首相は、新型コロナウイルスのワクチン接種で健康被害が出た場合に製薬会社などの賠償責任を免除するための法案や、被災者生活再建支援法の改正案の早期成立を目指す考えも示した。
臨時国会では、28日から各党の代表質問が行われ、首相として初の野党との国会論戦が始まる。政策課題のほか、日本学術会議が推薦した会員候補6人を任命しなかった問題なども焦点になる見通しだ。会期は12月5日までの41日間。
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