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 トランプ米政権は、台湾に対し、トラック型の高機動ロケット砲システム(HIMARS)や戦闘機から発射する空対地ミサイル(SLAM―ER)など約18億1千万ドルの武器売却を決めた。台湾当局が22日、通知を受けたことを明らかにした。

 日本の防衛研究者によると、HIMARSは輸送機に搭載できるため、台湾の離島にも展開できるほか、艦船上の利用も可能だ。発射するミサイルの種類によっては中国沿岸部から奥まった地域も射程に収めることになる。

 トランプ政権での台湾への武器売却は8度目(計148億ドル)。米中対立の激化に伴って中国が台湾への軍事圧力を強めるなか、米国が改めて台湾に関与する意思を示した格好だ。(台北=石田耕一郎)