河合達郎
26日に召集された臨時国会で、菅義偉首相は就任後初めての所信表明演説を行った。自身を「たたき上げ」「庶民派」と印象づけるような「身の上話」を織り込んだ。地方活性化や携帯電話料金引き下げなど生活密着の政策へのこだわりを際立たせる狙いがありそうだ。
「私は雪深い秋田の農家に生まれ、地縁、血縁のない横浜で、まさにゼロからのスタートで政治の世界に飛び込みました」
地方から都会に出て政界に転じ、首相まで上り詰めた――。こうした自身の「物語」を自民党総裁選の演説でもたびたび登場させており、この日も「活力ある地方を創る」項目で触れた。そこから、総務相時代に創設に携わったふるさと納税制度など地方活性化策へと話題を広げた。
平成以降に誕生した首相は、菅…
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